「なんか違う」って感じ、あなただけじゃないよ
朝、目が覚めたとき、会社に行くことを考えただけで胸が重くなる。
仕事自体はこなせているけど、なんとなく「これ、私がやることじゃない気がする」ってモヤモヤが消えない。
そんな気持ち、ずっと見ないふりしてきていませんか?
私もそうでした。28歳のとき、毎朝なんとなく気が重くて、でも「みんなだってしんどいんだから」「贅沢なことを言ってる」と自分に言い聞かせて、3年近く我慢し続けました。結果、30歳を過ぎたころに体が動かなくなって、休職することになったんです。
あのとき、もう少し早く「合わないかも」というサインに気づいていたら、もう少し違う選択ができていたかもしれない。だから今日は、私が休職・退職・転職を経験して気づいた「仕事が合わないときの判断基準」を、正直にお話ししようと思います。
「疲れているだけ」と「本当に合わない」は、実は違う
まず大前提として、「疲れ」と「ミスマッチ」は区別したほうがいいです。
繁忙期や大きなプロジェクトの後は、誰だってしんどくなります。でもそれは一時的なもので、休めば回復できる。
一方で「仕事が合わない」というのは、休んでも根本的なモヤモヤが消えない感覚です。
こんなサインが続いていたら、要注意かも
- 休日も「明日仕事か…」という気持ちが頭から離れない
- 仕事の内容に、ずっと興味が持てない
- 頑張っているのに、達成感がまったく感じられない
- 自分の強みや得意なことが、今の仕事では活かせていない
- 職場の価値観と、自分の価値観がどうしてもかみ合わない
私の場合、一番つらかったのは「頑張れば頑張るほど、空っぽになっていく感じ」でした。成果が出ても嬉しくない。褒められても何も響かない。それが「合わない」というサインだったんだと、今になってわかります。
判断するための3つの質問
「辞めたい」という気持ちが出てきたとき、私が自分に問いかけていた3つの質問があります。よかったら、一緒に考えてみてください。
① 環境が変われば、続けられそう?
上司が変わったら、部署が変わったら、リモートになったら……そういった「環境の変化」で解決できることなら、まずは異動や働き方の相談という選択肢もあります。
でも、「職種そのものが向いていない」「この会社の文化がどうしても受け入れられない」という場合は、環境を変えても根本は変わらないかもしれません。
② 3年後も、今と同じ仕事をしている自分を想像できる?
少しでも「想像したくない」「怖い」と感じたなら、それは正直な気持ちだと思います。未来の自分が見えない仕事を、無理に続ける必要はないんです。
③ 心と体に、限界のサインが出ていない?
眠れない、食欲がない、涙が止まらない、なにもやる気が出ない……。これらは体からの「もう限界だよ」というメッセージです。
私はこのサインを無視し続けて、最終的に布団から起き上がれなくなりました。心と体のSOSは、何よりも優先して受け取ってほしいです。
「合わない」と気づいたあと、どう動くか
「やっぱり合わないかもしれない」と感じたとき、すぐに辞める必要はありません。私がおすすめしたいのは、こんな順番です。
- まず、誰かに話してみる(信頼できる人、キャリア相談窓口など)
- 自分が「何が嫌なのか」を書き出す(仕事内容なのか、人間関係なのか、会社の文化なのか)
- 改善できる部分がないか、一度だけ動いてみる
- それでもダメなら、次の一手を考える
「すぐに辞める」でも「ひたすら我慢する」でもなく、自分のペースで少しずつ整理していくことが大事だと、私は思っています。
「合わない仕事」を続けることは、逃げじゃない。でも無理をしなくていい
仕事が合わないと感じることは、弱さじゃないし、わがままでもありません。
むしろ、「なんか違う」という感覚に正直でいられるのは、自分のことをちゃんとわかっているってことだと思います。
私は休職・退職・転職を経て、今ようやく「ここで働いていていいんだ」と思える場所に来ることができました。決して簡単な道のりではなかったけれど、あのとき自分の気持ちを無視しなくてよかったと、今は思っています。
あなたの「なんか違う」も、きっと大切なメッセージです。どうか、自分の声を聞いてあげてください。
このブログでは、これからも「働くこと」にまつわるリアルな話を書いていきます。また読みにきてもらえたら嬉しいです。