「もう限界かも」と思ったその気持ち、間違ってないよ
朝、目が覚めた瞬間から会社のことを考えて、ため息をついてしまう。休日なのに仕事のことが頭から離れない。なんとなく毎日がつらくて、でも「みんなも頑張ってるし」「これくらいで弱音を吐いてどうするの」って自分に言い聞かせてきた——。
そういう気持ち、すごくわかります。私も全部経験してきたから。
私が休職を決めたのは、32歳のときでした。体は出社しているのに、心はとっくに限界を超えていた。「働き方を変えたい」という気持ちを何度も押し込めて、気づいたら動けなくなっていたんです。
だから今、この記事を読んでいるあなたに一番最初に伝えたいのは、「変えたいと思う気持ちは、逃げじゃない」ということ。それはむしろ、自分を守るための大切なサインです。
「働き方を変えたい」には、いろんな意味がある
一口に「働き方を変えたい」と言っても、人によってその中身はぜんぜん違います。まずは自分がどのパターンに近いかを確認してみましょう。
① 今の職場環境がつらい
人間関係、残業、ハラスメント…。職場そのものに問題があって、心が疲れている状態。この場合、転職や部署異動が解決の糸口になることが多いです。
② 仕事の内容が自分に合っていない
仕事自体は続けられるけど、「なんか違う」「やりがいを感じない」という感覚がずっとある。キャリアの方向性を見直すタイミングかもしれません。
③ 働く時間や場所を変えたい
フルタイムがきつい、通勤が負担、リモートワークをしたい…。仕事の中身よりも、働くスタイルそのものを変えたいケース。
④ そもそも休みたい
何かを変えるとか以前に、まず休みたい。それも立派な「変えたい」の一つです。休むことは、次に進むためのエネルギーを取り戻すこと。恥ずかしいことじゃないよ。
どれかひとつじゃなくて、全部当てはまる!という人もいると思います。それで全然いいんです。気持ちは複雑でいい。
変えようとする前に、まず「今の自分」を知ること
働き方を変えたいと思ったとき、焦って転職活動を始めたり、衝動的に退職してしまう人も多いです。私自身、休職前に「もうやめてやる!」と何度も思いました(笑)。
でも、今の自分の状態をきちんと把握してからじゃないと、転職しても同じ状況を繰り返してしまうことがあります。まずは下のことを、ゆっくり考えてみてください。
- 今、何がいちばんつらいのか
- 逆に、今の仕事で「これはよかった」と思えることはあるか
- 心と体は、今どんな状態か
- 理想の「働き方」を一言で表すとしたら?
ノートに書き出してみるだけでも、頭の中が整理されてスッキリすることがあります。私は休職中にこれをやって、はじめて「あ、私って本当はこういう働き方がしたかったんだ」と気づけました。
変化は「一気に」じゃなくていい
働き方を変えるって、すごく大きなことのように感じますよね。「転職したら収入が下がるかも」「失敗したらどうしよう」「また同じことになったら…」。不安は尽きないと思います。
でも、変化は一気に起こさなくていいんです。
たとえば——
- まずは有給をとって、一日だけ自分のために休んでみる
- 信頼できる人に「最近しんどい」と話してみる
- 転職サイトに登録して、求人をながめるだけでもしてみる
- 産業医やカウンセラーに相談してみる
小さな一歩を積み重ねることが、大きな変化につながっていきます。私の場合は、まず「休職する」という選択が最初の一歩でした。そこから退職、転職、フリーランスへの転身と、少しずつ自分に合う形を探していきました。
今すぐ答えを出さなくていい。焦らなくていい。
あなたが「変えたい」と思えたこと、それ自体がすごい
最後に、これだけ伝えさせてください。
「働き方を変えたい」と思えるのは、まだ自分の気持ちに正直でいられている証拠です。もっとギリギリになると、変えたいとさえ思えなくなる。感覚が麻痺してしまうから。
だから、今こうして「何か変えなきゃ」と感じているあなたは、ちゃんと自分の声を聞けている。それって、思っている以上にすごいことだと思うんです。
このブログでは、休職・退職・転職を経験した私が、等身大の言葉で「働きなおす」ためのヒントをお届けしています。一人で抱え込まないで、一緒に考えていきましょう。
あなたのペースで、大丈夫。