休職中、あなたはどう過ごしていますか?
休職が決まった直後って、正直ホッとする気持ちと、罪悪感と、不安が全部いっぺんに押し寄せてきませんか?
私が休職したとき、最初の1週間はただ布団の中にいました。カーテンも開けられなくて、スマホを見るのもしんどくて。「こんなんでいいのかな」「早く戻らなきゃ」って頭では思いながら、体は全然動かない。そのギャップがまた苦しかったりして。
でも今になって思うのは、休職中の過ごし方って、復職後の自分に本当に大きく影響するということ。「ただ休む」のと「意識して回復に向かう」のでは、戻ったときの状態がまったく違うんです。
今日はそのことを、私の経験も交えながら正直に書いていきます。
「ただ休む」だけでは復職後にしんどくなることがある
これ、誰かに言われたら傷つくかもしれないから、先に言わせてください。あなたが悪いわけじゃないし、ちゃんと休むことはとても大切です。
ただ、私が経験した正直な話をすると——。
私は最初の1ヶ月、何もしませんでした。というか、できませんでした。それは必要なことだったと思う。でも2ヶ月目に入っても同じように過ごしていたとき、気づいたら「復職」という言葉が怖くなっていたんです。
社会から切り離されていく感覚、自分がどんどん使えない人間になっていくような感覚。何もしていないのに、なぜか焦りだけが積み上がっていく。
後から産業医の先生に言われたのが、「回復期に入ったら、少しずつ生活リズムを整えることが大事」ということでした。それを知っていたら、もう少し違う過ごし方ができたかもしれないな、と今でも思います。
休職の「フェーズ」を知っておくと気持ちが楽になる
休職中って、ずっと同じ状態が続くわけじゃないんです。大きく分けると、こんなふうに段階があります。
① まずは「休息期」——とにかく何もしなくていい
休職直後は、本当に何もしなくていい時期です。睡眠、食事、それだけでOK。この時期に「何か役に立つことをしなきゃ」と動いても、むしろ回復が遅れることがあります。
私はこのフェーズを1ヶ月半くらいかけてゆっくり過ごしました。それで十分だったと思っています。
② 少し動けるようになったら「回復期」——リズムを作り始める
「あ、なんかちょっと元気かも」と思う日が出てきたら、それが回復期のサイン。このタイミングで少しずつ生活リズムを整えていくと、復職への橋渡しになります。
具体的には、こんなことから始めてみるといいです。
- 毎日同じ時間に起きる
- 外に出て、近所を少し歩く
- 好きなことに少しだけ時間を使う
- 日記や手帳に今日の気分を書いてみる
「働く練習」じゃなくていいんです。「生きているリズムを取り戻す」、それだけで十分。
③ 復職前の「準備期」——自分と向き合う時間を作る
復職が近づいてきたら、少しだけ「なぜ休職に至ったか」を振り返る時間が必要になります。これ、怖いんですよね。私もすごく怖かった。
でも、原因を知らないまま戻ると、同じことが繰り返されやすい。私はまさにそれをやらかしてしまって、復職して3ヶ月後にまたしんどくなった経験があります。
「何がつらかったか」「どんな状況で限界が来たか」を、誰かに話すか、紙に書き出してみてください。カウンセラーや信頼できる人と一緒にやれると、なお安心です。
休職中に「やらなくていいこと」も知っておいて
過ごし方を意識することも大事だけど、同じくらい大事なのが「やらなくていいこと」を手放すこと。
- ❌ 職場のことを毎日調べる・SNSで元同僚を追う
- ❌ 「これだけ休んだんだから結果を出さなきゃ」と自分を追い込む
- ❌ 比べる(休職していない人、早く復職できた人と自分を比べる)
私、全部やってました(笑)。そのたびに落ち込んで、また回復が遠のいて。本当に意味がなかったな、と思います。
焦らなくていい。でも「向かう方向」は持っていて
休職中は、「早く治さなきゃ」「迷惑かけてる」って気持ちで頭がいっぱいになりやすいです。わかります、すごくわかる。
でも、回復って焦ると逆効果なんですよね。体も心も、ちゃんとペースがある。
ただ一つだけお願いがあるとしたら、「どんな自分に戻りたいか」「どんな働き方がしたいか」という方向だけは、ぼんやりでいいので持っていてほしいということ。
それがあるだけで、過ごし方が少しずつ変わってきます。私はそれを意識してから、休職期間の後半が「ただ待っている時間」じゃなくなった気がしました。
あなたのペースで、大丈夫です。焦らなくていい。でも、ちゃんと自分のことを大切にしながら、一歩ずつ進んでいこう。
このブログが、その小さな一歩の背中を押せたらうれしいです。