「辞めたい」と思ったとき、お金のことを後回しにしていませんか?
仕事を辞めようと決意したとき、頭の中はいっぱいで、正直お金のことまで考える余裕なんてないですよね。
私も休職から退職を決めたとき、「とにかく早くここを離れたい」という気持ちが先に立って、お金の手続きはほとんど何も把握できていませんでした。退職してから「えっ、こんなにお金が必要だったの?」「この手続き、先にやっておけばよかった…」と焦ったことが何度もあって。
同じ思いをしてほしくないから、今日は退職前に確認しておきたいお金のことを、できるだけわかりやすくまとめました。難しい話は抜きにして、「これだけは知っておいて」というポイントに絞って話しますね。
①有給休暇の残日数を確認する
退職前にまず確認してほしいのが、有給休暇の残り日数です。有給は退職するとなくなってしまうので、使えるものはしっかり使いましょう。
「引き継ぎがあるから申し訳ない」「どうせ取りにくい空気だし…」と遠慮してしまう気持ち、すごくわかります。でも有給は法律で認められたあなたの権利です。退職前にまとめて取得することは、決して非常識なことではありません。
私は退職時に10日以上残っていて、最後の出勤日まで消化しきれなかったのが今でも悔やまれます。早めに確認して、スケジュールに組み込んでおくのがおすすめです。
②失業給付(雇用保険)の受給条件を確認する
退職後に仕事をすぐ探す場合、雇用保険の失業給付が受けられる可能性があります。これがあるとないとでは、退職後の生活の安心感がかなり違います。
受給できる条件は?
ざっくり言うと、「退職前の2年間に、雇用保険に加入していた期間が12ヶ月以上ある」ことが基本の条件です(会社都合の場合はもう少し緩やかです)。
また、自己都合退職の場合は、給付開始まで約2〜3ヶ月の待機期間があることも覚えておいてください。その間は給付がないので、生活費をどう工面するかも考えておく必要があります。
私が退職したときは、この待機期間のことを知らなくて本当に焦りました。「すぐもらえると思ってた…」という方、意外と多いんです。
③社会保険・健康保険の切り替えを把握する
退職すると、会社の社会保険から抜けることになります。その後の健康保険は、主に2つの選択肢があります。
選択肢その1:国民健康保険に加入する
市区町村の窓口で手続きができます。保険料は前年の収入をもとに計算されるので、在職中の収入が高かった場合、思ったより高額になることも。
選択肢その2:任意継続保険に加入する
退職後も最大2年間、会社の健康保険を続けられる制度です。ただし、これまで会社が半分負担してくれていた保険料を、退職後は全額自分で払うことになります。
どちらが得かは人によって違うので、退職前に一度概算を比べてみることをおすすめします。
④退職金・最後の給与の支払い時期を確認する
退職金がある会社の場合、いつ振り込まれるのかを事前に確認しておきましょう。退職後すぐではなく、数ヶ月後というケースもあります。
最後の月の給与についても、締め日や支払い日をもう一度確認しておくと安心です。「退職月の給与はいつもらえるんだろう?」と不安なまま過ごすのは、精神的にもきついですよね。わからないことは、総務や人事に遠慮なく聞いてOKです。
⑤源泉徴収票をもらうことを忘れずに
退職後に転職活動をする場合も、しばらく休む場合も、源泉徴収票は必ず受け取っておいてください。確定申告や次の職場での手続きに必要になります。
退職してから「やっぱり必要だった」と気づいて、元の職場に連絡するのって、なかなか気まずいんですよね。退職時にまとめてもらっておくのがベストです。
⑥退職後の生活費を「何ヶ月分」準備できるか確認する
最後に、一番現実的な話をさせてください。
退職後、収入がない期間が生じることを前提に、生活費の準備をしておくことがとても大切です。失業給付の待機期間、転職活動が長引くケース、体を休める期間…いずれも「収入ゼロ」の時間が発生します。
一般的には3〜6ヶ月分の生活費が手元にあると、精神的にも余裕が生まれやすいと言われています。私自身、退職前にある程度貯金を作っておいたことで、転職活動を焦らず進めることができました。
焦らなくていい。でも、知っておくと強くなれる
退職を決意するまでに、どれほど悩んで、消耗して、勇気を振り絞ったか。それはもう、十分すぎるほど頑張ってきた証拠だと思います。
お金の手続きって、疲れているときに向き合うのは本当につらいんですよね。でも、少しだけ事前に知っておくだけで、退職後の不安がぐっと減ります。
このブログが、あなたの「次の一歩」を少しでも楽にする場所になれたら嬉しいです。