「診断書って、どうやってもらうの?」そんな疑問から始まって大丈夫
休職したいと思いはじめたとき、最初の壁になるのが「診断書」のこと。
「病院に行ったことがない」「何科に行けばいいかわからない」「先生にうまく話せるか不安」——そういう気持ち、すごくわかります。私が休職を考えはじめたときも、まったく同じでした。
体も心もギリギリなのに、さらに「手続きのこと」まで考えなきゃいけないって、本当につらいですよね。
この記事では、休職に必要な診断書をもらうまでの流れを、できるだけわかりやすく説明します。難しいことは何もないので、一緒に確認していきましょう。
まず、どこの病院に行けばいい?
休職のための診断書は、精神科・心療内科で出してもらうのが一般的です。
「精神科」という言葉に、少し身構えてしまう方もいると思います。私もそうでした。でも、今は仕事のストレスや心の疲れで通う人がとても増えていて、決して特別な場所ではありません。
もし「どこに行けばいいかわからない」という場合は、かかりつけの内科や、会社の産業医に相談するのもひとつの方法です。状況を話せば、適切な病院を紹介してもらえることもあります。
予約のときに伝えておくこと
病院を選んだら、電話やネットで予約をします。このとき、「仕事のことで心身がつらく、休職を検討しているため診断書が必要かもしれない」と伝えておくとスムーズです。
私が初めて予約の電話をしたとき、声が震えてうまく話せなかった記憶があります。それでもちゃんと予約できたので、大丈夫です。伝えられる範囲で話せば十分です。
診察では何を話すの?
初診では、先生から「最近の状態」や「いつごろから症状があるか」などを聞かれます。
うまく話せるか不安な人は、事前にメモを書いておくのがおすすめです。
- 眠れていない、または眠りすぎる
- 食欲がない、または食べすぎてしまう
- 朝、体が動かない
- 職場に行くことを考えると涙が出る、動悸がする
- 仕事に集中できない、ミスが増えた
こういった症状を具体的に伝えられると、先生も状態を把握しやすくなります。「大げさかな」と思わなくて大丈夫。感じていることをそのまま話してください。
「診断書をください」と自分から言ってもいい
ここ、意外と知らない方が多いのですが——診断書は、自分から「欲しい」とお願いして出してもらうものです。
先生から自然に「出しましょう」と言ってくれることもありますが、そうでない場合は「会社に休職の申請をしたいので、診断書をお願いできますか?」と伝えましょう。遠慮する必要はまったくありません。
診断書に書かれる内容と、もらうまでの時間
診断書には一般的に、以下のような内容が記載されます。
- 病名(適応障害、うつ病、など)
- 休養が必要な期間(「〇週間の自宅療養を要する」など)
- 発行日・医師のサイン
診断書の発行には、数日〜1週間程度かかることが多いです。急いでいる場合は、予約や診察のときに「早めに必要な事情がある」と伝えておくといいでしょう。
また、診断書の発行には費用がかかります(目安:3,000円〜10,000円程度)。保険適用外になることが多いので、事前に病院に確認しておくと安心です。
診断書をもらったあと、会社にはどう伝える?
診断書が手元に届いたら、会社の担当窓口(人事部・上司など)に提出します。
直接話すのがつらい場合は、メールや郵送でも基本的には受け付けてもらえます。「どうしても直接行かないといけない」ということはありませんので、無理しないでください。
私が休職したときは、上司に「体調が悪く、医師から休養を勧められました」とだけメールで伝えました。それだけで手続きは進んでいったので、長々と説明しなくても大丈夫です。
最後に——「休むこと」は逃げじゃない
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
診断書をもらうって、思ったより難しくないと感じてもらえたら嬉しいです。でも同時に、「これをしなきゃいけないのか……」と気持ちが重くなっている方もいるかもしれません。
それでいいんです。しんどいときに、無理して前向きにならなくていい。
「休む」という選択は、逃げでも甘えでもありません。続けるために、立て直すための時間です。私はあのとき休んで、本当によかったと今は思えています。
あなたのペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。