休職が決まったとき、最初に思ったのは「これでやっと休める」じゃなくて、「こんなにダメな私が、復職できるんだろうか」でした。
毎日なんとなく罪悪感があって、ゆっくり眠れた朝でも「今日も何もできなかった」って自分を責めて。休んでいるのに、全然休めていない感じ、わかりますか?
でも、今だから言えます。休職中の過ごし方って、本当に大事だったって。ただ休むだけでも、無理に活動しようとするだけでもなく、「自分の回復のペース」をつかむことが、その後の復職にも転職にも、すごく影響したんです。
休職中に「ただ寝ていればいい」は半分正解
まず、休職したばかりの時期は、本当に休むことが大事です。これは本当のことで、私も最初の2〜3週間は布団から出られないくらい疲れ切っていました。罪悪感があっても、それが回復の第一歩だと思って、どうか自分を責めないでほしいんです。
ただ、ずっとそのままでいると、だんだん「何もしていない自分」への不安が大きくなっていく。私がそうでした。気づいたら毎日SNSを見ては落ち込み、元同僚の活躍を見ては焦り、夜眠れなくなる悪循環。
「休む」と「回復する」は、実は少し違うんだなと気づいたのは、休職して1ヶ月が過ぎたころでした。
私が休職中にやって、よかったこと・よくなかったこと
よかったこと
①生活リズムを少しずつ整える
起きる時間を毎朝なんとなく同じにするだけで、気持ちが落ち着いてきました。完璧じゃなくていい。「だいたい同じ時間に起きる」くらいでOKです。
②「好きだったこと」に少しだけ触れてみる
私は昔好きだった読書を再開しました。最初は5分読んで終わり。でもそれでよかった。「あ、楽しいって感じる自分がまだいる」って思えたことが、すごく大きかったです。
③日記を書く
毎日じゃなくていいんですが、「今日どんな気持ちだったか」をメモするようにしました。自分の回復の波が見えてきて、「先週より今週のほうが楽かも」って気づけるようになりました。
やってよくなかったこと
①復職を焦って「勉強」を始める
「休んでいる間に何かスキルを身につけなきゃ」と思って、オンライン講座を申し込んだことがあります。でも全然頭に入らなくて、「やっぱり私はダメだ」とさらに落ち込みました。回復しきっていないうちに頑張ろうとするのは逆効果でした。
②職場の人と無理に連絡を取る
罪悪感から、休んでいるのに業務の状況を確認しようとしたことがあります。でも、それをするたびにしんどくなりました。休職中は、職場と距離を置くことも「回復の一部」なんだと、あとから気づきました。
復職が変わる理由は「自分を知れたかどうか」
休職中に一番大切なのは、「なぜ自分はこうなったのか」を、焦らずゆっくり考える時間を持つことだと私は思っています。
私の場合、がんばりすぎること、断れないこと、自分の限界に気づかないこと、この3つが重なって倒れていました。休職中に少しずつ自分と向き合ったことで、「同じことを繰り返したくない」という気持ちがはっきりしてきた。それが、復職ではなく転職という選択につながったんです。
どんな選択をするにしても、「自分が何を大切にしたいか」がわかっていると、次の一歩が変わります。それを考えるための時間が、休職期間には確かにあります。
完璧に過ごさなくていい、ただ「少しずつ」でいい
休職中の過ごし方に正解はないし、毎日うまくいかない日だってあって当然です。私も何度も「今日は最悪だった」って日がありました。
でも、そういう日があっても、トータルで見たら少しずつ回復していたんですよね。
今休職中のあなたに伝えたいのは、「完璧に休もうとしなくていい」ということ。ただ、自分を責めることに使うエネルギーを、少しだけ「自分を知ること」に向けてみてほしいんです。
焦らなくて大丈夫。あなたのペースで、少しずつで、本当に十分です。
また一緒に考えていきましょう。