辞めた次の朝、私が感じたこと
会社を辞めた翌朝って、不思議な感覚ありませんか?
アラームが鳴らない。電車に乗らなくていい。なのに、なぜかふわふわして、全然嬉しくない。
私が退職したのは32歳のとき。休職を経て、「もう戻れない」と感じてようやく決断した退職でした。でも、いざ辞めてみると、解放感よりも先に来たのは、どんよりとした不安でした。
「これでよかったのかな」「私、どうなっちゃうんだろう」
その気持ち、すごくわかります。辞めることを選んだのは自分なのに、なぜか自分を責めてしまうんですよね。
不安を感じるのは、ちゃんと真剣に生きてきた証拠
まず、最初に伝えたいことがあります。
辞めた後に不安になるのは、あなたが「いい加減な人」だからじゃない。むしろ、それだけ真剣に仕事と向き合ってきたからだと思うんです。
いつでも辞めてやると思いながら働いていた人は、辞めても何も感じないかもしれない。不安を感じるのは、あなたがちゃんと悩んで、考えて、葛藤してきた証拠です。
私が休職したとき、「こんなに弱い自分が情けない」とずっと思っていました。でも後から気づいたんです。弱かったんじゃなくて、限界まで頑張りすぎていただけだって。
辞めた後に押し寄せてくる3つの不安
退職後に多くの人が感じる不安は、だいたい3つに分けられます。
① お金のこと
「収入がなくなる、貯金が尽きたら…」という焦り。これは現実的な心配なので、無視するより、一度きちんと数字と向き合うことが助けになります。失業給付の手続きや、支出の見直しなど、「動ける小さなこと」から始めると、少し落ち着きます。
② 社会から取り残される感覚
平日の昼間に外を歩いていると、「自分だけ世界から外れてしまったみたい」と感じること、ありませんか?私もコンビニに行くたびに、罪悪感みたいなものを感じていました。でもそれは錯覚です。世界はあなたを置いて進んでいたりしません。
③ 「次どうするか」がわからない焦り
「早く次を決めなきゃ」という焦りが、じわじわ心を追い詰めることがあります。でも、疲れ切った状態で焦って決めた次のステップは、またしんどくなりやすい。少しだけ、自分を休ませる時間を作ることも、立派な「準備」です。
不安と「戦う」より、「話しかける」ようにしてみた
不安って、抑えようとすればするほど大きくなりませんか?
私がやってみてよかったのは、不安を「敵」にしないことでした。「また不安が来たな。今日はどんな心配をしてるの?」って、少し距離を置いて眺めてみる感じ。
ノートに書き出すのもおすすめです。頭の中でぐるぐるしているだけだと、不安はどんどん大きく見えてしまう。でも紙に書いてみると、「あ、心配してるのってこの2〜3個だけなんだ」と気づけたりする。
全部解決しなくていい。ただ、「今日の不安」を見える形にするだけで、少し息がしやすくなります。
「今すぐ答えを出さなくていい」という許可を、自分に出してみて
次の仕事、転職するかフリーランスか、それとも全然違う道か——。辞めた直後って、いろんな選択肢が頭をぐるぐるして、どこにも着地できない感じになりますよね。
でも、今すぐ全部決めなくていいんです。
私も退職後、「3ヶ月で次を決める」と自分にプレッシャーをかけていました。でも実際は、ゆっくり休んで、好きなことをやってみて、小さな仕事を試してみて……そうしているうちに、少しずつ「次」が見えてきました。
焦って出した答えより、じっくり自分と向き合って出した答えのほうが、ずっと長持ちします。
それでも不安なときは、ここに来てください
このブログ「ここから働きなおす」は、そういう気持ちを持つ人のために作りました。
正解を教えるブログじゃないし、「こうすれば大丈夫!」と明るく励ますだけのブログでもありません。ただ、「わかるよ、その気持ち」と言える場所でいたいと思っています。
会社を辞めた後の不安は、あなたがおかしいんじゃない。次に進もうとしているから、感じる揺れなんだと思います。
ゆっくりでいい。焦らなくていい。あなたのペースで、ここから働きなおしましょう。