「貯金が減っていく」その不安、すごくわかります
休職を決めたとき、正直いちばん怖かったのはお金のことでした。
体も心もボロボロで、「もう休むしかない」とわかっていても、頭の片隅でずっと計算していました。
家賃は?生活費は?いつまで休める?このまま働けなくなったら?
不安が不安を呼んで、せっかく休んでいるのに全然眠れない夜もありました。
この記事を読んでくれているあなたも、きっと似たような気持ちでいるんじゃないかと思います。
「休んでいいよ」って言われても、お金の心配があると本当に休まれないんですよね。
だから今日は、私が実際に調べて・使って・助けられた方法を正直にお伝えしたいと思います。
まず知っておいてほしい「傷病手当金」のこと
会社員として健康保険に入っていた方に、ぜひ真っ先に確認してほしいのが傷病手当金です。
私も休職したとき、最初は「どうせたいした金額じゃないでしょ」と思っていたんですが、調べてみてびっくりしました。
傷病手当金って何?
病気やこころの不調で働けなくなったとき、給与のおよそ3分の2が最長1年6ヶ月支給される制度です。
会社を通じて申請するので、まず総務や人事の担当者に「傷病手当金の申請をしたい」と伝えてみてください。
私が休職したときは、この制度のおかげで生活がなんとか成り立ちました。「こんな制度があったんだ」と、正直もっと早く知りたかったと思いました。
申請するときのポイント
- 休職4日目以降から対象になります(最初の3日間は「待期期間」)
- 主治医に「労務不能」と記載してもらう必要があります
- 申請書類は会社か、加入している健康保険組合に問い合わせましょう
難しそうに感じるかもしれませんが、書類の書き方は担当者が教えてくれることがほとんどです。遠慮せずに聞いてみてください。
住民税と社会保険料の支払いにも要注意
休職中に地味にきつかったのが、給与が減っているのに住民税の請求が来ることでした。
前年の収入をもとに計算されるので、休職してすぐは「え、なんでこんなに?」ってなるんです。これ、知らなくてパニックになる人が多いので先にお伝えしておきたかった。
もし支払いが難しい場合は、市区町村の窓口に相談すると分割払いに応じてもらえることがあります。「払えない」と黙って抱え込まずに、まず相談してみてください。意外と親切に対応してくれます。
固定費を見直すだけで、気持ちがラクになった
「収入を増やす」ことが難しいときは、「出ていくお金を減らす」ことを考えてみましょう。
私が休職中に見直したのはこんなことです。
- 使っていたサブスクをいったん全部解約
- スマホを格安SIMに乗り換え
- 電気・ガスのプランを見直す
- 外食を減らして自炊にシフト
全部やっても最初は「たかが数千円」と思っていたんですが、積み重なるとけっこうな金額になるんですよね。そしてそれ以上に、「自分でできることをやった」という感覚が、少し心を落ち着かせてくれました。
「相談する」ことも、立派な対処法です
お金のことって、なんとなく人に話しにくいですよね。私もそうでした。
でも、ひとりで抱えていると不安はどんどん大きくなるばかりで。
無料で使えるお金の相談窓口
実は、無料でお金の相談ができる窓口がいくつかあります。
- 生活福祉資金貸付制度:社会福祉協議会で相談できる、低所得の方向けの貸付制度
- ファイナンシャルプランナー(FP)への無料相談:保険会社などが提供している無料相談サービスも活用できます
- よりそいホットライン(0120-279-338):生活の不安や悩みを24時間相談できます
「こんなことで相談していいのかな」なんて思わなくて大丈夫です。あなたの不安は、ちゃんと相談する価値があります。
お金の不安を「ゼロ」にしなくていい
最後に、これだけ伝えさせてください。
休職中にお金の不安を完全になくすのは、正直難しいです。私もずっと心配していました。
でも、「使える制度を知っている」「相談できる場所がある」と知るだけで、不安の大きさって少し変わるんです。
真っ暗な部屋にいるときに、非常口のランプが見えるような感じ、とでも言えばいいでしょうか。
あなたは今、すごく頑張っています。休むことを選んだことも、こうやってお金のことを調べていることも、全部ちゃんと自分のために動いている証拠です。
ひとつずつ、一緒に乗り越えていきましょう。