「言い出せない」その気持ち、すごくわかります
休職したい。でも、どう伝えればいいかわからない。上司にどう思われるか怖い。迷惑をかけてしまうんじゃないか…。
そんなぐるぐるした気持ちを抱えながら、毎朝なんとか会社に行っていたとき、私は限界をとっくに超えていました。
私が休職を決めたのは32歳のとき。心身のバランスを崩して、朝起き上がれない日が続いていました。「休みたい」と思いながらも、「ちゃんと伝えなきゃ」「変に思われたくない」という気持ちがずっと邪魔をして、なかなか言い出せなかったんです。
この記事では、そんな私が実際にどう会社に伝えたか、そして伝えるときに知っておいてほしいことを、正直にお話しします。
まず知っておいてほしいこと:完璧に説明しなくていい
「ちゃんと理由を説明しなきゃ」って思っていませんか?
でも、体や心が限界のときに、自分の状態をわかりやすく説明するのってとても難しいんです。私もそうでした。何をどう話せばいいかわからなくて、頭の中がぐちゃぐちゃで。
だから最初に言わせてください。完璧に説明できなくても大丈夫です。
「体調が悪くて、医師から休養が必要と言われています」——それだけで十分伝わります。あなたは詳しい事情を全部話す義務はありません。
誰に、どうやって伝えるか
まずは直属の上司に伝える
基本的には、直属の上司に最初に伝えるのが一般的です。いきなり人事部や会社の偉い人に話しに行く必要はありません。
私のときは、1対1で話せる時間をつくってもらいました。「少しご相談したいことがあるのですが、お時間いただけますか」と短くメッセージを送って、面談の場を設けてもらったんです。
大勢がいるオープンな場所や、バタバタしているタイミングで伝えるのは避けた方が気持ちも楽です。
対面が難しければメールでも大丈夫
「上司の顔を見て話す自信がない」「会社に行けない状態にある」という方は、メールや文書で伝えることも選択肢のひとつです。
実際に私の周りでも、体調が悪くて出社できない状態でメールから始めた人がいます。形よりも、まず「伝える」ことが大切です。
伝えるときに使えるシンプルな言葉
「何て言えばいいかわからない」という方のために、私が参考にした伝え方を紹介します。難しく考えなくて大丈夫です。
たとえばこんな感じです。
「最近、体調がすぐれない状態が続いており、先日受診したところ、医師から休養が必要と言われました。つきましては、休職という形を取らせていただきたいと考えています。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご相談させてください。」
これくらいシンプルで十分です。原因の詳細や、職場への不満などを細かく話す必要はありません。体調のことと、医師の判断があること、それだけ伝われば第一歩としては十分です。
診断書はあった方がスムーズ
休職を会社に申請するときには、医師の診断書が必要になることがほとんどです。
まだ病院に行っていない方は、心療内科や内科でもいいので、まず受診することをおすすめします。「眠れない」「体がだるくて動けない」「気力がわかない」——そんな状態を正直に話すだけで大丈夫です。
診断書があると、会社側も手続きを進めやすくなりますし、あなた自身も「ちゃんと認められた」という気持ちになれて、少し楽になれます。私はそうでした。
「迷惑をかける」って思わなくていい
休職を伝えるとき、一番つらかったのは「迷惑をかけてしまう」という罪悪感でした。きっと同じ気持ちの方、多いんじゃないかなと思います。
でも今だから言えることがあって。あなたが倒れることの方が、会社にとっても、あなた自身にとっても、ずっと大変なことなんです。
休む決断をすることは、逃げでも弱さでもありません。自分を守るための、大切な選択です。
一歩踏み出せたあなたを、ちゃんと応援しています
伝えることを決めるまで、どれだけ勇気がいるか。私にはわかります。
うまく言えなくても、泣いてしまっても、それでいいんです。あなたが「助けてほしい」と声を出せたこと、それだけで十分すごいことだから。
このブログでは、休職中の過ごし方や、復職・転職のリアルな話もこれからどんどん書いていきます。ひとりで抱え込まないで、ここに来てください。一緒に考えましょう。