退職したら最初にやる手続き一覧|健康保険・年金・税金・失業保険を整理

退職すると、気持ちの面でも大きな変化がありますが、それと同時に手続きも一気に増えます。

とくに、メンタル不調や休職の流れで退職した場合は、頭が回りにくく、何から手をつければいいのかわからなくなりやすいです。
本当は休みたいのに、保険や年金、税金、お金のことが気になって落ち着かない、ということもあると思います。

この記事では、退職したあとに最初に確認したい手続きを、順番に整理します。
全部を一気にやる必要はありません。
まずは全体像をつかんで、ひとつずつ進めれば大丈夫です。

目次

退職したらまず確認したい手続きの全体像

退職後に気になることはたくさんありますが、最初に整理したいのは主に次の4つです。

  1. 健康保険
  2. 年金
  3. 会社から受け取る書類
  4. 失業保険や傷病手当金などのお金の制度

これに加えて、住民税や国民健康保険料など、あとから負担を感じやすいものもあります。

退職直後は「次の仕事をどうするか」を考えたくなるかもしれませんが、まずは生活を整えるための手続きを先に見ておくほうが安心しやすいです。

退職後すぐに確認したい手続き

健康保険の切り替え

会社を辞めると、これまで入っていた健康保険の扱いが変わります。
そのため、退職後は健康保険をどうするかを早めに確認する必要があります。

主な選択肢は次の3つです。

  • 任意継続をする
  • 国民健康保険に入る
  • 家族の扶養に入る

どれがよいかは状況によって変わります。
そのため、まずは

  • いつまでに手続きが必要か
  • 保険料はいくらくらいになりそうか
  • 自分が選べる選択肢は何か

を確認しておくと安心です。

体調がしんどい時期は、細かい比較を完璧にやろうとしなくても大丈夫です。
まずは保険証が切れたままにならないようにすることを優先すると進めやすいです。

年金の切り替え

退職すると、厚生年金から外れることになります。
そのため、国民年金への切り替えなどを考える必要があります。

このあたりは、自分ひとりで考えると面倒に感じやすいですが、まずは

  • 切り替えが必要か
  • いつまでに動けばいいか
  • 免除や猶予の対象になる可能性があるか

を確認しておくと、気持ちがかなり違います。

とくに、収入が減る時期は保険料の負担が気になりやすいので、
「払うしかない」と思い込まず、制度が使えないかを見ることも大事です。

離職票や源泉徴収票などの書類確認

退職後に意外と大事なのが、会社から受け取る書類です。
あとで手続きや申告に必要になることがあるため、受け取り漏れがないか確認しておくと安心です。

代表的なものは次のような書類です。

  • 離職票
  • 源泉徴収票
  • 健康保険資格喪失証明書
  • 年金手帳や基礎年金番号がわかるもの
  • 退職証明書(必要な場合)

全部を完璧に理解していなくても大丈夫です。
まずは、何をもらえる予定なのかを確認しておくことが大事です。

とくに離職票は、失業保険の手続きで必要になることがあるので、あとで困らないように見ておくと安心です。

お金に関わる手続きで見落としやすいこと

住民税

退職後に意外と負担に感じやすいのが住民税です。

在職中は給与から天引きされていたため、あまり意識していなかった人も多いと思います。
でも退職すると、自分で納付する形になったり、まとめて負担を感じたりすることがあります。

そのため、退職後は

  • いつ支払いが発生するか
  • どのくらいの金額になりそうか
  • 一括か分割か

を確認しておくと、不安が減りやすいです。

「辞めたのにこんなに払うのか」と驚くこともあるので、あとから慌てないためにも早めに意識しておくと安心です。

国民健康保険料

国民健康保険を選んだ場合、保険料の負担が想像より重く感じることがあります。

そのため、退職後は

  • 任意継続と比べてどちらが安いか
  • 減免の対象になる可能性があるか
  • 今後の収入見込みに対して無理がないか

を見ておくことが大切です。

「とりあえず国保でいいか」と決めたあとに、金額を見て驚くこともあるので、最初に少し確認しておくと安心です。

年金保険料

年金も、退職後は自分で負担する形になることがあります。
そのため、収入が減る時期にはかなり重く感じることがあります。

ただ、状況によっては免除や猶予の制度が使える場合もあります。
「払えないなら終わり」ではなく、まずは相談や確認をするほうが気持ちが楽になります。

失業保険と傷病手当金はどう考えるか

退職後のお金の制度で迷いやすいのが、失業保険と傷病手当金です。

ここは制度の条件が関わるため、細かい部分は別記事で整理するのがよいですが、最初の段階では

  • 今の自分は「すぐ働ける状態」なのか
  • まだ休養が必要なのか
  • どの制度の確認を優先したほうがよさそうか

をざっくり整理するだけでも十分です。

退職した直後は、気持ちが焦ってしまい、「次の仕事を探さなきゃ」と思いやすいです。
でも、まずは自分の状態に合った制度を確認したほうが、結果的に無理を減らしやすくなります。

失業保険でもらえる金額の目安を先に知っておきたい方は、「失業保険はいくらもらえる?計算の考え方と目安を整理」もあわせて確認してみてください。

受給までの流れや、いつからもらえるかが気になる方は、「失業保険はいつからもらえる?受給までの流れと待機期間を整理」も参考になります。

まだ休養が必要で、傷病手当金の入金時期が不安な方は、「傷病手当金はいつ入る?申請から振込までの流れと遅れる理由を整理」も確認しておくと安心です。

退職後の不安を減らすためにやってよかったこと

退職後は、手続きだけでなく、不安そのものもかなり大きくなりやすいです。

そんな中でやってよかったのは、
全部を一日で終わらせようとしないことでした。

たとえば、

  • 今日は保険だけ確認する
  • 明日は会社からの書類を整理する
  • 次にお金の見通しを見る

というふうに分けるだけでも、かなり気持ちは違います。

退職直後は、将来のことまで一気に考えたくなります。
でも、まず必要なのは、次の仕事を決めることより、今の生活を落ち着かせることです。

順番を分けるだけで、少し進めやすくなります。

まとめ

退職したあとに最初に確認したいのは、次のようなことです。

  • 健康保険の切り替え
  • 年金の切り替え
  • 会社から受け取る書類
  • 住民税や保険料などの負担
  • 失業保険や傷病手当金などのお金の制度

退職直後は、気持ちの面でも不安定になりやすく、何から手をつければいいかわからなくなることもあります。
でも、全部を一気にやる必要はありません。

まずは、生活に直結する手続きから順番に整理すること
それだけでも、不安は少し軽くなります。

今は次の仕事を急いで決めるより、
生活を整えることを先にして大丈夫です

退職後のお金が不安な方は、「休職中の給料はどうなる?もらえるお金ともらえないお金を整理」もあわせて確認しておくと、収入面の見通しを立てやすくなります。

傷病手当金を受け取る予定がある方は、「傷病手当金はいつ入る?申請から振込までの流れと遅れる理由を整理」も先に読んでおくと安心です。

次に読む記事

手続きの全体像が見えてきたら、次に不安になりやすいのは失業保険や給付金のことです。
まずは 「失業保険はいつからもらえる?受給までの流れと待機期間を整理」 で流れを確認し、あわせて 「失業保険はいくらもらえる?計算の考え方と目安を整理」、「傷病手当金はいつ入る?申請から振込までの流れと遅れる理由を整理」 も読んで、お金の見通しを立てやすくしておきましょう。

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この記事を書いた人

はじめまして、りなです。

このブログ「ここから働きなおす」では、休職や退職のあとに「これからどうしよう」と不安を感じている方に向けて、手続き、お金、転職準備、転職エージェントのことなどを、できるだけわかりやすくまとめています。

私は以前、過度な残業や業務のプレッシャーが続いたことで、メンタルの不調から休職した経験があります。
その後、元の職場に戻るよりも環境を変えたほうがいいと考え、休職からそのまま退職しました。

退職後は、手続きやお金のことを調べながら少しずつ転職活動を進めて、今は以前よりも落ち着いて働ける会社で勤務しています。

このブログでは、できるだけ煽らず、しんどい時期でもひとつずつ整理できる形で情報をまとめることを大切にしています。
少しでも「自分だけじゃない」と思えたり、次にやることが見えたりするきっかけになればうれしいです。

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